BR 45 010 /37455 [Steam Loco]
2013年のクラブモデルBR45 010 蒸気機関車です。
先日のBR 58と同じ1E1' H3 5軸で3気筒の蒸気機関車ですが、こちらは逆に重量級、ドイツ最強の蒸気機関車ですね。
45 010号機は2005年のニュルンベルグの交通博物館での火事で損傷しましたが2012年にレストアされ、ニュルベルグの交通博物館で屋外展示されている様です。 動態保存かどうかは解りません。
長さが長いです、ターンテーブルにもやっと乗ります、FALLERの機関庫では入れてもドアが閉まり切りません。
パイピングも細かく、重量級の機関車の雰囲気も良く出ています。
テンダーも大きく、ダイキャストです。テレックスカプラも付いています。
キャブ照明と、火室メラメラもあります。火室メラメラも他のモデルとは違いランダムに点滅している様な気がします。
足回りとボイラーを外すとビラー側にはキャブライト用の端子とスモーク用の端子が有ります。
ちなみにスモークユニットは付属品として同梱されていました。
このタイプは上から差し込むだけなので簡単に装着できます。
また、真ん中のシリンダ等も作り込まれています。
スピーカは大口径の28mmで音量も十分です。がやはり音が変わり映えしないのが残念な所です。
前回のBR58もそうでしたが、最近のモデルで付いていたコンデンサと抵抗が電源ラインに接続されていたのが無くなっています。
デコーダが改良されて来ているのでしょうか?それともCS2のバージョンアップのせいでしょうか?謎です。
モータは小型の5極のDCモータですがフライホイールが有りません。
裏にNr 191448と番号が有りましたがコアレスモータかどうかは解りません。
ギヤボックスもベベルギヤが使用されており前作の37450と(2002年発売)同じ作りの様です。
低速でも走行は問題なくスムーズです。
ベベルギヤも含め、幾つかのギヤがプラスチックなので年月が経過した時の耐久性にちょっと不安が残ります。
全体的にディティールも細かく、大型蒸気機関車で見栄えもするのですが幾つかの欠点もあります。
動輪10個の内4個がゴムタイヤになっていますが、決定的に系引力、特に登坂力が有りません、単機でも動輪が空回りをして登って行きません。 これも前作と同様です。前作から10年以上たっているのでその辺は改良して欲しかったですね。
また、せっかくテレックスカプラが付いていて、連結、切り離しも良好なのですが、貨車を多めに牽かせるとテレックスカプラが耐え切れないためか走行中に外れてしまします。
テレックスカプラの取付が少し下に向いている感じもしますのでその性かもしれません。
これは、私の機関車に限らず、名古屋のメンバーの機関車も同じなので、個体差ではなさそうです。
せっかくの重量級貨物機なのに、長い貨車を牽けないのは残念な所です。
新テレックスカプラはうちでもダメですね。
旧式に載せ替えたい感じです。
by hikari (2014-09-15 07:47)
大型重量級、蒸気機関車なのでやはり牽引力は必要ですね。
by masato-marklin (2014-09-15 22:21)