BR151 074-2 Epoche IV /ESU 31030 [Electoric Loco]
昨年のBR215に続き、ESUのBR151が入線しましたのでご紹介します。
この機関車の最大の特徴は2線、3線共用のハイブリッド?になっている事です。
センターシューを取り付けると3線、外すと2線集電にに自動的に切り替わります。
メーカとしてはDC、ACと別々に出すより在庫管理が楽になるのでしょう。
ただこれにより弊害もでました。ドイツのフォーラムでも話題になりましたが、Cレールのポイントで必ず脱線するようです。
原因は2線と3線のレールの幅によるものです。
フライッシュマン等の2線用の車輪のフランジ幅は14.3mm、3線用の車輪のフランジ幅は14mmだそうで、ESUのサイトにも修正の方法が写真付で指示されています。
私の場合は販売店の方で修正してくれました。この修正により Cレールのポイントでも断線することなくスムーズに通過します。
前作同様、低速でカーブやポイントを通過するとレールのキシミ音がします。これがなかなかしびれます。
台車回りや屋根のルーバなどデティールも大変細かく表現されています。バッファも実際に伸縮しますし、よく見るとステップの滑り止めも表現されています。
唯一残念なのは手すりはプラスチックの別パーツで表現されているのですが、それがちょっと太い、特にドア下の手すりが太すぎます。プラスチックなのでしょうがないのですが、他のディティールが細かいだけに残念です。金属等で表現して欲しいところです。
メルクリンのBR151はドア下の手すりは塗装ですが、雰囲気はかえってこの方が良い感じです。
塗装は前作のBR215は多少乱れもありましたが、今回のBR151はレタリング等のにじみやかすれも無くなりました。
運転士も乗車しています。
横窓が小さいので見難いですがパネル照明も付きます。
スピーカも28mmあり音も大きく、自宅ではうるさすぎて音量を半分くらいに絞るほどでした。
デコーダは21ピンのLokSound V4.0が搭載されています。RailComPlusにも対応していて、ECoSのコントーラでの線路に乗せると瞬時に認識します。
メルクリン用にはメモリカードが付属していてCS2に差し込むとロードしてくれます。CS2の場合ファンクションはF15までです。
ファンクション
F0 前/後標識灯
F1 サウンドON/OFF
F2 ホーン
F3 パンタグラフ アップ/ダウン
F4 室内灯
F5 1位側 前/後標識灯ON/OFF
F6 2位側 前/後標識灯ON/OFF
F7 パネル照明
F8 両,前照灯ON/OFF
F9 機械室の照明
F10 エアーコンプレッサー音
F11 プラットフォームアナウンス
F12 低速での車輪キシミ音ON/OFF
F13 連結音
F14 オイルクーラーファン音
F15 エアーブロー音
F16 車掌笛
F17 ファン駆動音1
F18 ホーン(短)
F19 ファン駆動音2
F20 砂まき音?
F21 入替スピード
前回のBR215同様、キャパシタが2個天井の基板に付いています。このキャパシタは強力で線路から車両を持ち上げても1,2秒は動作し続けますので集電不良は全く問題有りません。
右側の小さいモータはパンタグラフの上下用です。手でパンタグラフを無理やり上昇させることは厳禁です。
センターシューは小さめでほとんど走行中のシュー音はしません。とても静かな走りです。
補修用のパーツも沢山付いています。車輪まで入っています。補修用の車輪幅も調整してくれたようです。
パンタグラフを上げておくと、前後の切り替えでパンタグラフ昇降が、昇降音と共に前後が入れ替わります。
上昇した時に架線に当たって跳ね返る動きをします。その際の架線の動きがリアルです。
またリレーの切り替え音と共に機械室内でスパークします。走り出す時も機械室内でスパークします。
さらにブレーキ音と共に台車の下でブレーキの摩擦熱での赤熱が揺らめきます。
実車が本当にこうなるかは疑問ですが見ていて楽しいです。
おはようございます。
今年もよろしくお願いします。
多機能すぎて、もはやおもちゃの域を完全に越えてますね。
私もだんだんHOが欲しくなっていますが、手を出したら大変なことになりそうで…。
by Gut (2012-01-05 06:46)
Gutさん 今年もよろしくお願いいたします。
HO良いですよ・・・・
メルクリンなら集電も良いし、音もでるし、煙も出るし、思ったほど場所も取らないし、欧州型ならそんなに値段も違わないし、デジタル良いですよ・・
天使?悪魔?のささやき....
by masato-marklin (2012-01-05 19:00)