BR42 9000 "Franco-Crosti"サウンド化 [メルクリン 工作]
先日、紹介したBR42 9000 "Franco-Crosti"ですがCサインモータで静かにスムーズに走るのですが、やはり蒸気機関車は音がしないと寂しい、と言う事でサウンド化に挑戦してみます。
ただCサインモータのドライブ基板がデコーダと一体になっていますのでCサインモータを5極モータに乗せ換えなくてはいけません。
久々の本格的な工作となりました。
Cサインモータを外してみるとベースそのものは同じ様なのでDCMモータに交換できそうです。
ただ合わせてみるとマグネットは位置決めピンも含め合うのですがマグネットとブラシを止めるビス穴の位置が違います。
ビスは2mmですので1.6mmの下穴を空けて2mmのタップを切ります。
少しでもずれるとギヤの噛み合わせが悪くなり走行に影響しますので最新の注意が必要です。
2枚目が、新たに開けたモータベースです。
DCMモータを取付けてNゲージのコントローラでスムーズに回るかどうかチェックをしてみます。
慎重に開けたつもりですが、所詮、目検討、適当に開けていますので手で回すと一応は回りますが、コントローラで回すと、いまいち渋い様です。
結局、片側にワッシャーを一枚入れ微調整を繰り返し、軽く回る様になりました。
デコーダはメルクリンのmSDサウンドデコーダの音源にBR42 9000 "Franco-Crosti"が有るのですが、テストサウンドを聞いてみると警笛も含め他の蒸気機関車のサウンドと代わり映えがしません。
そこで原型がBR52なので、ESUのM4サウンドデコーダにBR52の音を入れスピーカもテンダーの石炭庫にぴったりの20x40のスピーカを中のリブを削り、はめ込みました。
スピーカが大きいので音量も十分迫力があります。
ESUのサウンドファイルは豊富でレールキシミ音も、手動ですが鳴ります。警笛も良い感じです。
BR42 9000 は動輪が5軸でカーブに合わせ真中で首を振る様な構造になっています。
モータが厚くなったのでブラシ側がボディに当たり上手く首を振ってくれません。
手持ちのDCMモータのBR52を見てみますと、ボディの形状はほぼ同じですが、モータ部分の凹みがもっとあります。
R1でも問題なく首を振るようにルータで削りました。
やはり蒸気機関車は音がすると良いですね。今では音のしない蒸気機関車は考えられなくなってしまいました。
これで、煙が出れば最高なのですが、こればかりは無理の様ですね・・
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